お知らせ
第84回全日本インカレ報告
2019年11月07日
日本全国の大学がこの大会で頂点を取るために、4年間様々な困難を乗り越え、創意工夫した練習を考え、チームを団結させて臨む、いわば大学の総合力が問われる大会です。
北海道から鹿児島まで地方での予選を勝ち抜いた24校が出場し、470級・スナイプ級というクラス別で戦い、両クラスの総合点で総合順位を決定いたします。
今年度は本学ヨット部はスナイプ級のみの出場となりました。
このインカレに臨むにあたって艇はもちろん、運搬、宿泊施設の確保や備品管理など周到に準備し、1週間前から会場入りし海面の特性や風の特性を調べます。
今回大会は予報では4日目以外はあまり風が吹かない予報です。
そんな中、いよいよ大会が始まりました。
1日目は予報通り軽風のレースとなりました。普段琵琶湖では軽風が多いため琵琶湖で練習している近北勢は有利に展開できることもあり期待が高まります。
1レース目は、緊張と西宮の振れる風に翻弄されながら48、50、53位（全72艇）と崩してしまいました。
気持ちを切り替えた2レース目には6、7、31位（全72艇）と好順位を記録するもU旗による失格が出てしまいましたが、走りでは十分に戦えることがわかりました。
大会2日目は風があまりなく、レースの予告信号が発せられるもノーレースとなる展開。3日目も同様に風が出てきては振れ、なくなりといった展開でレース成立には至りません。
そして最終日の4日目。朝からいい風が吹いています。風速は5ｍ～10ｍで大きく左右にシフトする難しいコンディションです。強風を得意とする関東勢の姿が目立ちます。
3レース目は19、39、60位でしたがブラックフラッグによる失格が出てしまいました。4レース目は19、46、55位と西宮の難しい風を捉えきれず、結果スナイプクラス18位で西宮インカレを終えました。
同じ琵琶湖で練習している近北勢ではスナイプ級において京都大学が優勝、同志社大学が準優勝という快挙でした。
本大会では年配・若手OBともにたくさんのお顔を見ることができました。
OBはクルーザーから観戦です。
インカレが終わり、4年生は引退となります。
代交代では笑いあり、涙ありで4年間を振り返って熱い想いを語り後輩へ託す姿がとても印象的でした。
4年生は4年間本当にお疲れ様でした。1年生の時からみると比べ物にならないくらい人間的に成長しました。ここで学んだことに誇りをもって立派な社会人として活躍することを期待しています。
2020年の全日本インカレも開催地は西宮です。
来年もここへ帰ってきて再び全日本の舞台で戦いましょう！
成績表
＜470級＞
＜スナイプ級＞
＜総合＞
乗員名簿
＜470級＞
乗員名簿
＜スナイプ級＞
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