2015年11月11日
11月5日ー8日にかけて神奈川県江の島ヨットハーバーにて「第80回全日本学生ヨット選手権大会」通称:全日本インカレが開催されました。
北海道から九州までの文字通り、全国の予選を勝ち抜いた大学が学生トップを決める本大会ですが、各水域の全24校72艇が出場する大きな大会となっております。
近畿北陸水域からは予選を勝ち抜いた470級は同志社大学、金沢大学、京都大学が出場、スナイプ級は同志社大学、金沢大学、本学が出場いたしました。
初日から終始軽風となった本大会でありますが、初日は風がほとんど吹かず、470級のみ1レース消化、スナイプ級にいたってはノーレースとなりました。
大会二日目が初日となったスナイプ級ですが、微風の中1レースを消化し、石本・近藤が49位、加藤・松井が7位、伊藤・藤原が39位でスナイプ級9位/24大学でのスタートとなりました。この二日目でのスタートの際、ブラックフラッグが適用され15艇が失格となる波乱の幕開けとなりました。
大会三日目は軽風の中、3レースを消化しました。早稲田大学、慶応大学、同志社大学、鹿屋体育大学が上位を走る姿が目立つなか、伊藤・藤原がたびたびシングルを走るなど随所にいい走りを見せました。
大会最終日は、雨のレースとなりました。朝から軽風が吹く中で迎えた最終日でしたが、ここまでで4レースを終え、10位。目標としていた6位入賞ラインまでの点差は40点です。6位以下混戦となった本大会でしたが、その中で関西学院大学、日本大学が最終日にいい走りを見せ、入賞圏内へ入りました。本学もシングル前後を走り、追い上げるも少し及ばず10位で大会を終えました。
本大会では、遠方からにも関わらず各大学ではたくさんのOBも集まり、学生たちを応援する姿が見られました。こういったOBたちの集まりもインカレの醍醐味といえるのではないでしょうか。
3年ぶりにインカレ出場となり、初出場を経験したメンバーが多い中、全国における自分たちの力を実感でき上位校との違いを把握できた本大会での経験は非常に大きいものとなりました。インカレを終えた今、4回生は引退となります。江の島で代交代を終え、主将石本から新主将松井にバトンが渡されました。
来年度は新主将松井を先頭にさらなる高みを目指していきます。
(文:田中直樹)